認知症は65歳以上の15%の人が発症している脳の病気です。患者数は年々増え続けており、予備軍も含めると2020年には1000万人を超える予定です。

 

「もしかして認知症かな?」と感じた時には、自宅で簡単にできる診断テストがあります。詳しく解説していきます。

認知症ってどんな病気なの?

 

認知症は以前まで「痴呆症」と呼ばれていたもので、経験した物事を忘れてしまう病気です。症状が進行すると自分の名前も言えなくなってしまいます。

 

認知症の原因はまだはっきり解明されていません。何らかの原因で脳の細胞が壊れたり働かなくなったりしまい、記憶障害が発生します。

 

認知症にはいくつか種類があり、代表的なのが全体の60%を占めるアルツハイマー式認知症です。次に多いのが20%を占める脳血管型認知症です。

 

症状としてはどちらも物忘れが中心です。自分や人の名前、日付や時間、今いる場所、文字、簡単な計算などがわからなくなってしまいます。

 

それとは別に脳の障害により、異常行動が出る場合もあります。具体的には意味もなく徘徊を繰り返します。制止しようとすると暴力を振るう事もあります。

 

認知症は治すことができません。しかし適切な治療を行えば、進行を遅らせることが可能です。そのためには早い段階で病院に行くことが大切になってきます。

 

認知症かどうかを様々な観点から判別できる簡単なテストがあります。詳しくご紹介していきます。

 

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認知症の診断テスト

 

質問は全部で9問です。簡単なテストなので10分程度でできます。

 

長谷川式認知症スケール

https://info.ninchisho.net/check

 

 

簡単ではありますが、認知症を発見するのに適しているテストです。認知症が疑われる場合には、試してみて下さい。

 

ここからはテスト結果の見方とポイントについて解説します。

テスト結果の見方とポイント

 

長谷川式認知症スケールの診断結果は次のようになっています。

 

★20点以下
→認知機能が低下が日常生活に影響を及ぼしている可能性があります。この結果だけで即に認知症と診断されるものではありませんが、医療機関への相談をお勧めします。

 

★21点~30点
→認知機能の低下がに日常生活に影響を及ぼしている可能性は低そうです。ただし、テストの結果は21点以上でも、
気になる状態がある方は医療機関に相談してみましょう。

 

引用元:長谷川式認知症スケール

 

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点数の線引きとしては、20点以下だと認知症の疑いがあります。当サイトでは20点以下の場合はすぐに病院へ行くことを推奨します。

 

なぜならばこのテストは誰でもできるような簡単な内容であり、正常であれば25点以上は問題なく取れます。間違えても1,2問という場合が圧倒的に多いです。

 

テストの点数が低ければ低いほど、重症化している可能性が高いです。もし10点以下の場合は高度の認知症を疑うべきでしょう。

 

認知症は何もしなければどんどん進行してしまいます。早い段階で発見して、適切な治療を行うのが最も重要になります。

 

また患者さん本人にとっても病気である事を知らせてあげるべきでしょう。認知症には家族全員が協力して立ち向かわなければいけません。

まとめ

 

認知症は早期発見が大切です。早期発見をするためには、病院へ行かなければなりません。そして病院に行くきっかけとなるのが、この記事で紹介した判別テストです。

 

高齢化が進む日本では、認知症患者が今後ますます増えていきます。私たちも自分の親や身内が認知症になった時のことを、考えておかなければいけないでしょう。

 

テストの点数が20点以下であれば、すぐに病院へ行って診察してもらうようにして下さい。それが大切な人を守る行動につながります。

 

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